2025年11月13日、米海軍の「フォード」空母打撃群が、米南方軍の任務支援のために配備された。目的は不法薬物の密輸を取り締まり、米国本土の安全を守ることを目的としている。(USS Gerald R. Ford 広報)​

トランプ氏 ベネズエラ地上作戦指示 麻薬組織壊滅狙う

アメリカのトランプ大統領は11月27日夜、米国が「まもなく」地上作戦を開始し、ベネズエラの麻薬密売組織を壊滅させると述べた。この発言により、カリブ海を中心に展開されている米軍の麻薬取締り作戦が、ベネズエラに対する軍事行動へ発展する可能性があるとして、注目が集まっている。​

トランプ大統領は全世界の米軍部隊に向けた感謝祭の演説で、空軍第7爆撃航空団が「ベネズエラの麻薬密売人を抑止するために尽力している」として感謝の意を表した。さらに「現在、海上輸送による密輸の約85%はすでに阻止されている……次は地上で彼らを止める番だ」と述べた。​

トランプ大統領は続けて、「皆さんも気づいているだろうが、麻薬密売組織は今や海上輸送で(薬物を)運ぼうとしなくなっている。我々はこれから陸上で彼らの活動を止めるつもりだ。陸上の方が作戦を進めやすいが、それもすぐに始まることになる」と語った。​

▶ 続きを読む
関連記事
米国が中国やその他の敵対者を抑え込むためにラテンアメリカでの影響力を強めているのと同時期に、この中国の病院船は同地域を巡回している
米中経済安全保障調査委員会は報告書を公表し、過去数十年にわたり、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権と中国共産党当局との間で、金融、石油、国防、社会統制の各分野において緊密な関係を構築してきたと指摘
トランプ米政権がベネズエラのマドゥロ大統領夫妻を拘束する電撃作戦を実施する数か月前から、政権中枢の実力者と秘密裏に接触していたことが、ロイター通信の報道で明らかになった
米国がベネズエラのマドゥロ拘束やイランへの警告を通じ、中国の「陽動ネットワーク」を解体する新戦略を追う。周辺ノードを切り崩し、対中包囲網を再編するワシントンの冷徹な地政学論理と、そのリスクを考察する
中国共産党系のハッカー集団「ムスタング・パンダ」が、マドゥロ大統領拘束という時事ニュースを餌に、米政府当局へフィッシング攻撃を仕掛けた疑いが浮上