米政府効率化省 3日間で約3億ドルの契約打ち切りと発表 累計節約額は2140億ドル超え
米政府効率化省(DOGE)は、同省の指針に基づき、複数の連邦機関が先週、総額約3億ドル規模の契約を打ち切ったと発表した。これは、同組織が任期を数か月残した段階で事実上解体されたとの報道が出る中での動きとなる。
DOGEは11月28日、Xに投稿し、過去3日間で、各機関は15件の不要な契約を打ち切るか内容を縮小し、契約上限額ベースで2億8900万ドルに及ぶ契約を対象に、1億4千万ドル(約217億7900万円)の節約を実現したと発表した。
打ち切られた契約には、トーゴでの「グローバル平和作戦能力構築支援」に関する国務省の研修契約、保健福祉省による8万ドルの「エグゼクティブ・コーチング」契約、そして住宅都市開発省による270万ドルの「複数世帯向け住宅の耐災害・省エネ改修プログラムに関する評価業務の契約」などが含まれる。他の契約内容は公表されていない。
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