台湾をかたどった達磨アートを破壊する中国人女性の様子。立ち入り禁止区域に入り込み、達磨を手で動かしたり足で蹴り倒したりする場面。(映像よりスクリーンショット/合成)
台湾をかたどった奉納アートが標的 反台湾感情を生む「思想の背景」とは

中国人観光客が勝尾寺の達磨アートを破壊 願いを踏みにじる行為が波紋【動画あり】

大阪府箕面市(みのおし)にある名刹・勝尾寺(かつおうじ)で、参拝者が奉納した達磨(だるま)を中国人観光客の女性が破壊する映像がSNSで拡散し、波紋を呼んでいる。

映像には、達磨を並べてつくられた 「台湾の島の形」や台湾(Taiwan)のイニシャル「TW」の文字、そしてハートマークのアート作品を、女性が強引に崩していく姿 が記録されていた。

女性はアートを保護するために設けられた立ち入り禁止区域に強引に入り込み、夫の制止を振り切って、手を伸ばして達磨を動かしたり、足で蹴り倒したりして破壊を続けた。しかもその行為は、彼女自身の幼い2人の子どもたちの目の前で行われていた。

▶ 続きを読む
関連記事
内閣官房に「日本版DOGE」が誕生。令和8年初頭、税制優遇や補助金の見直しに向けた国民提案を募集する。不透明な基金や効果の薄い事業を洗い出し、無駄を削ぎ落とす「政府の断捨離」の行方に注目だ
令和7年11月の有効求人倍率は1.18倍と横ばい。上野厚労相は「緩やかな持ち直し」とする一方、サービス業等の新規求人減少や物価高の影響に警鐘を鳴らし、産業・地域間の格差も一部浮き彫りとなっている
元日本駐北京大使の垂秀夫氏は、昨年、月刊誌『文藝春秋』のインタビューで、2021年の中国旧正月期間中、大使館近 […]
胃がん治療の最前線「精密医療」を徹底解説。最新のバイオマーカー活用法や、新たな指標FGFR2bの臨床応用などを詳しく紹介する電子書籍が公開。個別化治療のトレンドを把握し、最適な治療選択に役立ててほしい
2025年12月、世界人権週間の前後に映画「長春」が日本各地で上映され、観客の大きな反響を呼んだ。2002年の長春テレビ放送割り込み事件を基に、法輪功への迫害の実態を描いた本作には脚本担当の郭競雄氏も来場し、鑑賞後の会場では衝撃や共感の声が広がった