病院に殺到する患者と、重症化して入院治療を受ける子どもたち。中国各地で医療現場の混雑が続いている。(映像よりスクリーンショット)
病院は満床状態 公式発表と現場の危機感に大きな差

中国各地で小児中心に感染症流行 ICU入室・死亡例も

中国各地で今冬、感染症の流行が急速に拡大している。特に小児を中心に重症化事例が相次ぎ、集中治療室(ICU)への入室や死亡例も確認されるなど、深刻な状況となっている。

中国の疾病対策当局が公表した統計によると、直近3か月間におけるA型インフルエンザの重症による入院、集中治療室(ICU)への入室および死亡例は、前年同期比で40.2%増加した。今シーズンの流行規模は、当局の監測データ上、過去4年間で最も高い水準に達しているとされる。

現在、中国で検出されているウイルスの大半は、A型インフルエンザの一種であるH3N2型であり、全体の95%以上を占めている。感染力が極めて強く、発症後短時間で高熱を呈しやすい点が特徴とされる。

▶ 続きを読む
関連記事
日中関係が冷え込んでいるにもかかわらず、市場データと実際の消費行動は、中国の民間消費における実用主義が当局の政治的動員を上回りつつある
深夜の住宅団地で、男性が担架に縛られ連れ去られる動画が拡散。理由はわからない。だが多くの人が「臓器狩り」を連想する。なぜそんな発想が自然に浮かぶ社会になったのか。
中国で35歳以下の失踪者が11日間で136人に達した。最年少は8歳。なぜ若者や子どもばかりが消えるのか。説明なき現実が、臓器狩りへの疑念を再び強めている。
中共の温家宝元首相の直筆年賀カードがSNSで拡散。2008年の四川大地震を追悼する内容だが、党内激動の中での登場に政治的含意を指摘する声が広がっている
中国軍高官・張又侠の拘束をめぐり、状況や背景について複数の未確認情報が飛び交い、真相は不透明なままである。 習近平体制の権力再編との見方も出る中、公式発表はなく「政変」説まで広がっている