昆虫食のイメージ画像(大紀元合成)

昆虫食の産業化に備えた安全性確保へ  消費者庁が科学的研究支援を本格化

日本政府は昆虫食の普及や産業化を見据え、科学的根拠に基づく安全性確保に向けた取り組みを進めており、科学的根拠に基づいた食品安全行政の推進や技術向上のための研究を支援することを目的に消費者庁は25日、国内の大学、民間企業、公的研究機関、公益法人等に所属する研究者を対象に、実験備品や人件費、旅費、業務請負費等の「直接経費」に加え、研究環境の向上に充てる「間接経費」を合わせた補助金の交付の要項を発表した。

昆虫は、どこにでも存在する「遍在性」や、少ない飼料で効率的に成長する「飼料変換率」の高さといった特性を持ち、持続可能な食品としての潜在力を有する。日本では古くからイナゴやハチノコを食する文化がある一方、近年はこれまで食用とされてこなかった昆虫の流通や、大規模な養殖による産業化が検討されるようになっている。

こうした変化の中で課題となっているのが、食品衛生上のリスク管理である。従来の食習慣とは異なる形態での流通や生産が進むことで、有害化学物質や微生物、アレルゲン性物質などのリスクを科学的に検証する必要性が高まっている。

▶ 続きを読む
関連記事
イラン新体制発足など中東情勢が緊迫する中、日経平均の急落や円安、原油高が進行している。これに対する日本政府の警戒感や物価高対策、米国エネルギー長官のホルムズ海峡を巡る見解などの動向を解説
小泉防衛大臣が航空自衛隊松島基地(宮城県)を視察し臨時記者会見を行った。東日本大震災から15年を迎える被災地への思いや、イラン情勢に伴う邦人退避への備え、松島基地の今後の運用方針などを語った
政府は東日本大震災の発生から15年を迎えるにあたり、3月11日に行政機関で弔意表明を行うことを閣議了解した。高市首相は国民に対し午後2時46分の黙とうを呼びかけ、年内の防災庁設置も表明した
政府が閣議決定した「防災庁」設置法案。首相を長に内閣府防災部門を改組し、平時の事前防災から復旧・復興まで一元指揮。能登地震の教訓を生かし、省庁縦割り打破へ。2026年中発足目指す
日本政府は、イランによる攻撃で情勢が悪化した中東6か国に対する渡航中止勧告(レベル3)を発令した。現地の空港閉鎖に伴い、希望する邦人に対し、陸路での輸送やチャーター機による帰国支援を実施する