台湾・台北(Getty Images)

カナダ与党議員の訪台打ち切りに波紋 首相訪中控え「対中迎合」と野党反発

台湾を訪問しているカナダの超党派議員団に参加していた与党・自由党の議員2人が、カナダ政府の助言を受けて予定を切り上げ、早期帰国することが分かった。マーク・カーニー首相が中国訪問に向け出発するのに合わせた対応で、野党・保守党は「民主主義を損なう行為だ」と強く反発している。

早期帰国するのは、自由党のヘレナ・ヤチェック議員とマリー=フランス・ラロンド議員。2人は保守党の議員3人とともに台湾を訪問しており、訪台は台湾総統府の招待によるものだ。カナダ紙グローブ・アンド・メールは1月12日、両議員がカナダ政府の助言を踏まえて帰国を決めたと報じた。

保守党で外交問題を担当するマイケル・チョン議員は、カナダ政府の対応を「北京への迎合」だと非難した。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ大統領が米韓合同軍事演習「乙支フリーダムシールド」の大幅縮小と前倒し終了を指示。王毅外相の訪韓や李在明政権の対中姿勢、北朝鮮・ロシアとの関係を専門家の分析とともに追う
米マサチューセッツ州で、中国人の男が別の中国人になりすまし、2024年米大統領選で有権者登録と投票を行ったとして起訴された。被害者夫妻名義の永住権放棄書類を偽造した疑いも持たれている
イランは、自分たちが有利な立場にあると考えている。中間選挙まで80日を切り、戦争は不人気だからである。イラン側は民主党が権力を握り、戦費を打ち切る可能性があると期待しているが、トランプ氏はイラン側にはない切り札を持っている
ベトナム政府は、海外で働くベトナム人労働者の不法残留や、悪質な仲介業者による違法な手数料徴収などへの規制を強化する。ベトナム人労働者が増加する中、日本の労働市場にも影響が及ぶ可能性も
世界保健機関(WHO)の幹部を務めるジェレミー・ファラー氏が9月末に退任へ。定年が理由とされる一方、コロナ起源説を巡る議論では、武漢の研究所流出説を否定した論文の作成に関与したことがメールで判明している。