マイク・ウォルツ米国国連大使は、2026年1月15日、ニューヨーク市の国連本部で行われた国連安全保障理事会の会合で、イラン情勢について発言した(Michael M. Santiago/Getty Images)

イランに関する国連緊急会合 米国「すべての選択肢がテーブルの上にある」と表明

米国は15日木曜日、イランによる全国的な抗議デモへの暴力的な抑圧を阻止するため、すべての選択肢が引き続き検討対象であると述べた。これは、ワシントンの要請で開催された国連安全保障理事会の緊急会合において、マイク・ウォルツ米国連大使が明確なメッセージとして伝えたものだ。

ウォルツ大使は、「同僚諸君、はっきりさせておこう。ドナルド・トランプ大統領は行動の人であり、国連で見られるような終わりのない議論を繰り返す人物ではない。大統領は、この虐殺を止めるためにすべての選択肢がテーブルの上にあることを明言している。そして、そのことを誰よりも熟知しているべきなのはイラン政権の指導部だ」と述べ、米大統領の姿勢を改めて強調した。

今回の会合は、経済崩壊と通貨暴落の中で2025年12月28日に始まった抗議デモに対する、イランの弾圧への国際的な警戒感を浮き彫りにした。

▶ 続きを読む
関連記事
ベッセント米財務長官は4日、アメリカとイランが同日または5日にも合意に達し、ホルムズ海峡を再開して商船の自由な航行を回復させると述べた
米シンクタンクのリック・フィッシャー氏は、中共がイランに戦略情報や軍事部品を提供し、米軍の弾薬消耗を狙っていると指摘した。台湾侵攻への布石や、米国内で拡大する影響力についても警告した
イランは中国製の携帯式地対空ミサイル最大400基を受け取る見通しだと報じられた。トランプ大統領は、事実であれば習近平に「失望する」と述べ、武器供与をけん制した。中共外務省は報道を否定
トランプ米大統領は29日、米国はイランのあらゆる動向を把握しており、「ピックアックス山」の核施設を厳重に監視していると語り、イランをけん制
ヘグセス米国防長官は上院公聴会で、米イラン戦争中に中国とロシアが「程度の差はあるが」イランの活動を支援していたと証言した。中東、欧州、太平洋で米国が直面する軍事的脅威にも言及