米国は先日、イスラエルと共同でイランへの攻撃を行い、ハメネイ師をはじめとする数十名のイラン高官が死亡した。トランプ米大統領は3月1日、ハメネイ師がかつて2度にわたり自身の暗殺を企てたが、自分は「先手を打った」のだとメディアに語った。
トランプ氏は同日、ABCニュースのジョナサン・カール・ワシントン首席記者との電話会談で、ハメネイ師殺害について触れた際、上記の情報を明らかにした。トランプ氏は、「彼(ハメネイ師)に捕まる前に、私が先に片付けた。彼ら(イラン)は2度暗殺を試みたが、私が先手を打ったのだ」と述べた。
さらにトランプ氏はインタビューの中で、今回の作戦が非常に成功したと興奮気味に語り、ハメネイ師の死だけでなく、後継者となる可能性のあった候補者も全員排除したとした。「我々が想定していた人物はもう誰もいない。全員死んだからだ」。
その後、カール記者はX上でこのインタビュー内容を共有し、米情報機関が2024年の時点でイランによるトランプ氏暗殺の陰謀を把握していたと指摘した。
2024年11月、アフガニスタン国籍のファルハド・シャケリ容疑者が、イラン革命防衛隊(IRGC)に関与し、トランプ氏の刺殺を計画していたことが発覚している。米司法省は、シャケリ容疑者をイラン政権の指示を受けてトランプ氏暗殺を画策した「イランの情報提供者」であると断定した。
シャケリ容疑者はFBIに対し、イラン革命防衛隊の幹部が「7日以内に計画を策定できなければ、米大統領選が終わるまで待つ」と話していたと供述した。その理由は、選挙に敗北した後のトランプ氏の方が殺害が容易だからというものだった。
トランプ氏は2024年の大統領選の期間中、2度の暗殺未遂事件に遭遇している。7月にはペンシルベニア州の集会で耳に銃弾を受け、9月にはウエストパームビーチのゴルフ場で、プレー中のトランプ氏にライフルを向けた男が逮捕されている。
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