「スーパー大使館」建設計画に対する反対集会で、演説する英最大野党・保守党の元党首イアン・ダンカン・スミス氏(新唐人)

中共「スーパー大使館」計画に 英国の各党議員が反対 政府の最終判断迫る

中国共産党(中共)が英ロンドンで計画している中国スパイ要塞となりうる、いわゆる「スーパー大使館」の建設計画をめぐり、イギリス政府は1月20日に最終判断を下す見通しだ。同計画については、これまで複数回にわたり却下してきた。

これに先立ち、17日に旧王立造幣局跡地の前では数千人規模の抗議集会が開かれ、複数の有力議員が登壇し、スターマー政権に対し計画を否決するよう強く求めた。

最大野党・保守党の元党首イアン・ダンカン・スミス氏は演説で、「これはイギリスの自由、そして我々が守ってきたすべてに対する重大な侮辱だ」と指弾。「アメリカはこの大使館に反対しており、ファイブ・アイズの全加盟国も反対している。多くのヨーロッパ諸国も同様だ。なぜ政府は民意に耳を傾けず、正しい決断をしないのか」と政府の姿勢を厳しく批判した。

▶ 続きを読む
関連記事
ネパール大洪水の被害を拡大させたのは気候変動ではなく、それを恐れるあまり地質学的に脆い渓谷へダムや作業員を過密に投入した性急な再エネ開発だった。気候対策の暴走が生んだ人災の側面を鋭く告発する論評
ベッセント米財務長官がG20で、中共による製品ダンピングへの各国の連携を呼びかけた。経済学者ラカジェ氏は、中国の過剰生産能力が世界の製造業の競争力を損なっていると指摘
イタリアでメローニ政権の連続在任日数が4日、1413日となり、同国の戦後政権で最長となった。メローニ氏は現実的な外交路線を取ることで、「極右」とみられていた当初の評価を変え、欧州政治の主要な担い手として存在感を高めてきた。
中国共産党(中共)は軍上層部の粛清を続ける一方、台湾を包囲する海空軍の活動を拡大し、封鎖演習も行っている。当初7人だった中共中央軍事委員会のメンバーは、習近平と張升民の2人だけになったと報じられている。中国本土の研究者は、中共軍の指揮系統が動揺する中で台湾への軍事的圧力も並行して強まっており、台湾海峡で誤算や衝突が生じるリスクが高まっていると指摘した。
ノルウェー当局は9月2日、北極圏のスバールバル諸島でロシア船1隻を差し押さえた。この事はウクライナ国営エネルギー会社ナフトガス(Naftogaz)が、42億2千万ドルの支払いを命じた仲裁判断に基づき、賠償金の回収を進める措置の一環である。