イメージ画像。(Javier Soriano/AFP via Getty Images)
なぜ人々は直感的に不安を覚えるのか

ここまでして勧めたいのか 中国で臓器提供が表彰対象に

中国各地で、臓器を提供した人を「見義勇為(勇気ある善行)」として表彰する制度が広がっている。

見義勇為とは本来、危険を顧みず他人の命を救った行為に与えられる称号である。そこに臓器提供が含められたことで、中国のネット上では「ここまでして勧めたいのか」「称号まで付けるのはさすがに異常だ」といった呆れや反発の声が相次いでいる。

人々がこの動きを直感的に「怖い」と感じている背景には、長年積み重なってきた不信感がある。近年、中国では学校で臓器移植を扱う授業や試験が行われ、健康診断を名目に生徒全員から採血する事例も続いてきた。

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中国の医師が、心臓移植ドナーの多くは他省や南方から来ると暴露。異常な短期間で適合臓器を見つける「逆マッチング」や、一晩で9件もの手術を行う医療現場の闇、生体臓器収奪への関与が疑われる実態に迫る
中国で、人体の臓器提供を「見義勇為」として表彰・優遇する制度が広がりつつある。だが、この動きをめぐっては、中国国内で強い警戒感が広がり、ネット上では「誰のための制度なのか」と疑問の声が相次いでいる
国際NGO追查國際は2025年12月19日、武漢の主要病院で臓器移植が大量かつ短期間で行われている実態を示し、中共当局が主張する「市民による臓器提供」とは異なる供給構造が存在するとする報告書を発表した。報告書は、法輪功学習者の生体臓器収奪や、一般市民への被害が組織的に行われている疑いを指摘している
中国本土で、48歳の男性が死亡し、その後、家族が複数の臓器を提供したとする報道が注目を集めている