中南海のイメージ画像(GREG BAKER / AFP Getty Images)(Photo by GREG BAKER / AFP)

習近平体制に忍び寄る不安 党内に広がる恐怖と粛清の連鎖

中共中央軍事委員会副主席の張又俠が1月24日に正式に拘束されたと発表されて以降、中国共産党党首である習近平の今後の命運に注目が集まっている。分析では、張又俠の失脚は、習近平が完全に孤立状態に陥ったことを示す象徴的な出来事だとされており、習近平は「粛清を重ねるほど恐怖が深まり、その恐怖がさらなる粛清を招く」という死のスパイラルに陥っていると指摘されている。

中共国防部は1月24日、中央政治局委員で中央軍事委員会副主席の張又俠と、中央軍事委員会委員で統合参謀部参謀長の劉振立が、「重大な規律・法律違反」の疑いで立件調査を受けていると発表した。

これまでとは異なり、元中央軍事委員会副主席の何衛東、元国防相の魏鳳和、李尚福らが長い期間消息不明になってから正式に失脚が発表されたのに対し、より高位にある張又俠が迅速に立件調査入りを公式発表されたことは極めて異例とされる。

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