2023年9月14日、インド南部ケーララ州コジコードの公立病院に設けられた、インド医学研究評議会(ICMR)によるニパウイルスの移動検査所の前を医療従事者が通り過ぎている。(AFP=Getty Images)

インド ニパウイルス感染2人確認 アジア各国が空港検査強化-致死率75%の脅威

インドでニパウイルス感染2人を確認した。致死率は40~75%に達し、コウモリを媒介とするこのウイルスの感染者は西ベンガル州の医療従事者で、接触者196人を現在追跡調査中だが、無症状である。タイ、香港、マレーシアでは空港での体温検査を強化した。ニパウイルス脅威に対して、WHOは警戒を強めている。

このウイルスは果物を食べるコウモリや豚などの動物を媒介し、発熱や脳炎を引き起こす。致死率は40~75%に達する。人から人への感染も起こり得るが容易ではなく、通常は感染者と長時間接触した場合に限られる。より一般的な感染経路は、感染したコウモリやその排泄物で汚染された果物を介して人に感染する。

この2件の感染は昨年12月末にインドで確認した。ウイルス学者によれば、一般市民にとっての感染リスクは依然として低い。現在、複数のワクチンを研究・開発中であるが、いずれもまだ臨床試験段階にある。

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