中国共産党中央軍事委員会副主席の張又俠が拘束された事件は中国共産党政権に衝撃を与えた。写真はイメージ(Mark Schiefelbein - Pool/Getty Images)

張又俠拘束後 中国の将来情勢にさまざまな憶測

中国共産党(中共)中央軍事委員会副主席で副国級高官の張又俠が拘束された後、中国の将来情勢および習近平の行方を巡り外部でさまざまな憶測が広がっている。

今回の出来事は表面上は習近平の勝利のように見えるが、実際には中共が全面的な崩壊へ向かう転換点だとの見方もある。習近平の将来は習近平自身の健康状態(あるいは不測の事態)と、中国社会の統制が失われるかどうかにかかっているとする分析も出ている。

中共国防部は1月24日、中央政治局委員で中央軍事委員会副主席の張又俠と、中央軍事委員会委員で中央軍事委員会連合参謀部参謀長の劉振立が「重大な規律・法律違反の疑い」で立件調査の対象となったと発表した。

▶ 続きを読む
関連記事
4月8日、国民党の鄭麗文氏が南京で中山陵を墓参した際、中国人男性が鄭氏に向かって「2028年に民進党を下野させろ」と叫んだところ、直後に警備要員に連れ出された。梁文傑報道官は、問題は、発言内容の是非ではなく、そもそも発言すること自体が許されない点にあると指摘
中国共産党(中共)中央政治局委員馬興瑞の官途の一歩一歩には習近平の影があり、彭麗媛(中国の第一夫人)をめぐる「山東派」は存在するのか? 党内に派閥が存在するのは鉄則である。
4月8日、習近平は中国国防大学で行われた全軍高級幹部向け研修の開講式に出席したが、出席した上将はわずか3人だった。国防大学学長の肖天亮上将は姿を見せていなかった
米イ停戦が合意されたが、水面下では中国によるイランへの秘密軍事支援が次々と露呈。中国製兵器の無力さと支援の証拠をトランプ氏に握られた、習近平政権は外交的な窮地に立たされることとなった
米国がイランに対して軍事行動を開始して以来、イラン軍関係者が住宅地や学校などの民間施設に身を隠し、空爆を回避していることが明らかになった。米国が設定した最終期限を前に、イラン当局は民間の若者に対し「人間の盾」を組織して発電所を守るよう求めた