2020年12月1日、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦チェイフィー(DDG 90)が太平洋での演習中に最新型の「ブロックV」トマホーク巡航ミサイルを発射した。最大射程は1,600キロを超える。(米海軍提供)

トランプ氏の対イラン攻撃 「まさに一触即発の段階だ」

1月30日、トランプ米大統領はホワイトハウスで、イランに対し、アメリカとの核合意に関する「最終期限」をすでに直接伝達したことを示唆した。期限の具体的内容については「正確に知っているのはイランだけだ」と述べるにとどめた。

これに先立つ28日、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、アメリカが現在、超大規模な艦隊をイランに向けて接近させていると明らかにした。この艦隊は高速かつ強力な火力を備え、圧倒的な存在感を持ち、空母「エイブラハム・リンカーン」を中核とする。規模は、かつてベネズエラに派遣された艦隊を上回るという。

トランプ氏は「必要であれば、米軍は迅速かつ暴力的に任務を完遂できる準備が整っている」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
中共が加える力が大きくなるほど、日本で生じる反作用も大きくなる。これまでのところ、中共は望みを実現できていないばかりか、逆に少なくとも6つの悪影響をもたらした
外交では、握手と署名が「決着」を意味するとは限らない。同じ合意を、一方は和平と見なし、他方は次の一手のための時間と見ることがある。トランプと習近平は、本当に「同じ取引」をしているのか
米中首脳会談は中国優勢との見方を覆し、米国の圧倒的勝利と分析。OpenAIの暴走騒動や米中AI開発競争の激化、米「AI軍」創設宣言が力関係を一変させ、中国を交渉の場へ追い込んだ舞台裏に迫る
中国共産党では第21回党大会に向けた人事が動き始めている。高級幹部の高齢化と世代の断層を背景に、1970年代生まれの幹部が中央委員会にどこまで進出するのか。習近平体制の人事と有力候補を分析
聖書の「バベルの塔」の物語を手がかりに、AI開発競争を考察。技術や資本の集中、共通基盤への依存、競争から取り残されることへの懸念など、現代のAI開発と物語に共通する構図を探る