中国人観光客がロシアで相次ぎ死傷失踪 中共大使館の注意喚起で実態露呈
昨年以降、中国共産党(中共)は、ロシアが戦争状態にあるにもかかわらず、中国人向けのロシア査証免除観光を積極的に推進してきた。これに対し、ロシアを訪れたネットユーザーや、現地に滞在する中国人留学生からは、ロシアは非常に危険だとして、中国の人々に渡航を控えるよう呼びかける声が相次いでいる。中共駐ロシア大使館が発表した注意喚起によると、ロシア滞在中の中国人観光客の間で、死傷事故や行方不明事案が相次いで発生している。
2月5日、中共駐ロシア大使館は、最近、中国人観光客が氷上を走行していた観光車両の転覆事故で死傷したほか、高山スキー中に道に迷い行方不明になるなどの事案が続いているとして、中国人観光客に対し、安全意識を高め、十分な注意を払い、氷雪関連の活動における安全確保を徹底するよう呼びかけた。
露メディアの報道によると、2025年1月28日、ロシアのバイカル湖の氷上を走行していた観光客を乗せた車両が横転し、中国籍の観光客1人が死亡、4人が負傷した。
関連記事
中国の2026年第3四半期GDP成長率は4.4%と予測され、年間目標の下限を下回る見通しだ。半導体やAIが伸びる一方、内需や不動産は低迷。IMFは資本配分の偏りが生産性の伸びを抑えていると指摘
中国で仕事をする台湾芸能人に求められる「政治的忠誠」。中国で稼ぐために、どこまで求められるのか
せっかくの大型連休、観光スポットには警察官がずらり。上海の外灘や南京路では今年も「人間の壁」が登場。少々殺伐として見える光景だが、ここまで警戒するのには理由がある
中国の大学で広がる「密告競争」。VPN、欠席、ゲーム、禁止家電、SNSでの発言まで、ライバルの弱みを大学に通報。相手が推薦から外れれば、自分にチャンスが回ってくる
中共がWHO次期事務局長選に政府高官の宋莉を擁立する計画だとロイターが報じた。米国のWHO脱退を背景に、中共による国際機関への浸透や影響力拡大、候補者の独立性をめぐる懸念が高まっている