張又侠氏の失脚後、習近平氏がクーデターや暗殺を懸念し、北京を離れられない状況にあるとの分析が出ている。中南海のイメージ図 (Photo by NOEL CELIS/AFP via Getty Images)

張又侠失脚後 北京を離れらない習近平 異例のビデオ方式で官兵を慰問

中国の旧正月を前に、中国共産党党首の習近平は2月10日、北京の八一大楼を訪れ、異例となるビデオ方式で部隊の官兵を慰問した。この対応をめぐり憶測が広がっている。

分析では、中国共産党中央軍事委員会副主席の張又侠が失脚した後、習近平がクーデターや暗殺を懸念し、北京を離れられない状況にあるとの見方が示されている。

中国国営の新華社は2月11日、習近平が10日に中央軍事委員会所在地の北京・八一大楼を訪れ「ビデオ方式」で官兵を慰問し、旧正月を前に祝意を伝えたと報じた。

▶ 続きを読む
関連記事
「引退しても逃げられない」 中国共産党政権では近年、退職から18年を経た高官を摘発する事例も出ている。米紙は、習近平の反腐敗運動が汚職摘発から「忠誠心を試す粛清」へ変質していると報じている
中国当局が昆明で米国籍のミャンマー人学者を拘束。米大使館は渡航リスクを連日警告し、恣意的拘束や出国制限、二重国籍不認可による領事支援の制約に注意を呼びかけた
中国共産党の重要会議で「習近平党建思想」を初めて明示。一方で幹部の発言構成や役割分担に「異例」との指摘も。党内の力学変化をめぐり観測が広がっている
トランプ氏の発言に翻弄され、平壌へ駆けつけた習近平。その裏には、北朝鮮の核暴走が招く「日本の核武装」への強い恐怖があった。さらに原潜建造に動く韓国には沈黙せざるを得ない、中国の脆い外交実態を暴く
EUの情報機関は、中国がロシア軍兵士数百人を国内で訓練し、一部がウクライナ侵攻の前線に投入されたと確認した。ドローンや電子戦などが含まれ、EUは15日の外相会議で議題とする見通し