2026年2月13日、小泉防衛大臣は、ドイツ・ミュンヘンで開催された、欧州をはじめとする世界各国の首脳・閣僚が参加するミュンヘン安全保障会議 のメインステージでスピーチを行った(出典:防衛省・自衛隊)

小泉防衛相「三つの海の結合」を提唱 =ミュンヘン安全保障会議

2026年2月13日、ドイツで開催された世界的な安全保障フォーラム「ミュンヘン安全保障会議」において、小泉進次郎防衛大臣が登壇し、スピーチを行った。小泉氏は、インド太平洋地域と欧州大西洋地域の安全保障は「一体不可分」であるとの認識を強く打ち出し、日本が国際秩序の維持に向けて、より主体的な役割を果たす決意を表明した。

今回のスピーチの背景には、日本国内における強固な政治基盤がある。小泉氏は冒頭、直近の日曜日に行われた選挙において与党が「歴史的勝利」を収めたことに言及した。高市早苗総理大臣率いる政権は、選挙期間中も日英首脳会談を行うなど外交・安全保障政策の手を緩めておらず、今回の小泉氏の登壇は、その自信と勢いを国際社会に示す場となった。

また、米国ではトランプ大統領が再登板しており、昨年には横須賀の空母上で高市総理と共に演説を行うなど、日米関係の蜜月ぶりもアピールされている。小泉氏は自身が横須賀出身であることに触れ、同地が米軍のみならず、英空母「プリンス・オブ・ウェールズ」を含む欧州各国の艦艇を受け入れるハブとなっている現状を紹介し、自身の出自と日本の立ち位置を重ね合わせた。

▶ 続きを読む
関連記事
日本とポーランドの関係が新たなフェーズへ。「包括的・戦略的パートナーシップ」への格上げと、Xで明かされた両首脳の知られざる舞台裏
片山さつき財務相とベッセント米財務長官は15日、ワシントンで会談し、中東情勢を背景とした原油や為替市場の動向について連絡を緊密化することで一致した
日本の企業を取り巻く環境は、効率重視のグローバル化の時代から、地政学リスクを踏まえた対応が不可避な時代へと大きく転換している
日本政府は15日、アジア地域18か国および国際機関が参加する「AZEC+オンライン首脳会合」を開催した。高市早苗首相は中東情勢の悪化で影響を受けるアジア太平洋諸国に対し、エネルギー調達などを支援するための100億ドル(約1兆6千億円)規模の金融協力を実施すると表明した。
高市早苗首相は12日、自身のXを更新し、立党70年を迎えて初となる「第93回自由民主党大会」を挙行したことを報告。今の日本に圧倒的に足りないのは「資本投入量」であり「国内投資」の促進に徹底的なてこ入れを行うと述べた