米テキサス州が家庭用ルーター大手ティーピーリンク提訴 中共との関係を懸念
米テキサス州のケン・パクストン司法長官は2月17日、ネットワーク機器メーカー「ティーピーリンク」を提訴したと発表した。訴状では、同社が製品の販売にあたり誤解を招く宣伝を行ったほか、中国共産党(中共)がアメリカの消費者が所有する家庭内機器にアクセス可能となる恐れを指摘している。
パクストン氏の事務所によると、今回の提訴は、同州の人々の利益を損なう恐れのある中共関連の企業を阻止するための一連の訴訟の第1弾だという。
事務所の声明では、ティーピーリンクがこれまで「プライバシーと安全性を重視している」と宣伝してきた一方で、同社の機器が過去に中国政府の支援を受けたハッカー集団に悪用され、アメリカに対する複数のサイバー攻撃に利用されたと指摘した。
関連記事
トランプ大統領は、国家安全保障を理由に一部の外国製インバーターや重要電力設備の規制を強化する大統領令に署名した。中国製設備が主な対象になるとの見方が出ている
アメリカの中間選挙を控え優勢が伝えられる民主党に対し、トランプ陣営の対イラン戦略の成果や豊富な選挙資金、民主党内の急進左派・民主社会主義者の台頭がもたらす逆風を分析。共和党が上下両院を維持する可能性を論じる
米政権が発表した対イラン包括制裁「経済版Dデー」の実効性を検証。多国間協調の欠如や中国の抜け穴、米財政悪化のリスクを挙げ、過去半世紀の歴史から単独制裁の限界と世界経済への影響を分析した論評
米司法省と連邦捜査局(FBI)は26日、裁判所の許可を得て、中国共産党(中共)のハッカープラットフォーム二つに関連するドメインを差し押さえたと発表した。
米国の関税に対しカナダが報復関税と巨額支援を発表。政府が国民に国産品購入を促す一方、野党は減税による負担軽減を求めるなど、対米対抗と国内経済維持に向けた多角的な動きを報じる