崩落した建設中の幹線道路、2026年2月11日、海南省。(動画より)
崩れた重点プロジェクト

中国 開通前の幹線道路が崩落 また手抜き工事か

中国・海南省瓊海市(けいかい-し)で2月11日、建設中の幹線道路の一部が突然崩れた。道路はまだ完成しておらず、一般車両は一度も通行していない。

現場映像では、路面は大きく沈み込み、割れたアスファルトの下から土や石がむき出しになっている。事故前の1週間に目立った雨はなく、車の重みによる破損でもないとされる。

崩れたのは「九曲路」と呼ぶ区間で、海南省が進める重点交通プロジェクトの一つだ。観光地・博鰲地区の交通を支える重要な道路として建設を進めていたが、完成検査も終わらない段階で陥没した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国のアルミ各社が国内の生産能力規制を背景に海外進出を加速。公表済みの海外製錬事業は計画を含め年産能力1500万トン以上に上る。世界の需給は2027年に供給過剰へ転じる可能性があるが、投資規制や電力供給などが計画実現を左右する
中国の公式GDP成長率は1〜9月で4.6%となったが、欧米の調査機関は実態との食い違いを指摘。ロジウム・グループは2026年通年の成長率をほぼ0%と予測した。不動産不況や消費低迷が続く中国経済の実態と、公式統計への疑問を探る
習近平が中共五中全会後、自ら抜擢した高官を粛清する可能性が浮上。北京の消息筋が党内の権力闘争や次期人事を語った
習近平が自ら選んだ高官も次々失脚。反腐敗運動への異論が党内で浮上し、専門家は汚職を生む体制そのものに問題があると指摘
米国防情報局が中国の秘密の再使用型宇宙機を捉えた鮮明な衛星写真を初公開。機体は米軍の無人宇宙往還機「X-37B」に酷似し、「神龍」の可能性が指摘されている