米宇宙開発企業スペースXのグウィン・ショットウェル社長は8日、ウクライナ軍がロシアとの戦争で無人機(ドローン)操縦に同社の衛星通信サービス「スターリンク」を利用するのを防ぐ措置を取ったと明らかにした。写真はウクライナの前線地帯。 1月撮影(2023年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)

中共が恐れるスターリンクの二大脅威と三つの対抗策 米中宇宙戦争の行方

イーロン・マスク氏のスターリンクが中国共産党(中共)を震撼させる。軍事優位とグレートファイアウォール崩壊の二つの恐怖に対し、北京は政治圧力、宇宙版ファイアウォール、千帆星座計画で対抗するが、技術格差が露呈。トランプ米政権下の宇宙覇権争いを解説。

マスク氏の衛星インターネット網「スターリンク」は、商業事業でありながら、その軍事的・政治的インパクトによって、中共を針のむしろに座らせている。

ロシア・ウクライナ戦争では、ウクライナ軍がスターリンクを用いて前線の指揮通信を維持し、無人機や精密誘導兵器の運用を高度化したことで、海軍力も制空権も乏しい中でロシア黒海艦隊に壊滅的打撃を与え、「精密火力は大規模火力に勝る」との評価を西側軍事専門家に抱かせる結果となった。

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