経済産業省(撮影:大紀元)

メガソーラー支援の廃止を正式決定 =経済産業省

経済産業省は2026年3月19日、大規模太陽光発電所(メガソーラー)への支援を廃止することを正式に決定した。共同通信などが報じた。市場価格に上乗せして電気を買い取る制度において、2027年度以降の新規事業を支援対象から除外する。

この方針転換の背景には、昨年(令和7年12月23日)の関係閣僚会議で決定された「大規模太陽光発電事業(メガソーラー)に関する対策パッケージ」が存在する。2012年のFIT制度開始以降、日本国内では太陽光発電の導入が急速に拡大した。しかしその一方で、自然環境の破壊、安全性への不安、景観の悪化など、地域において様々な懸念が生じる事態となっていた。

再生可能エネルギーの導入は、国富流出の抑制やエネルギー安全保障の観点から極めて重要であるものの、地域との共生や環境への配慮が大前提である。そこで政府は、地域と共生する望ましい事業を促進し、不適切な事業には厳格に対応するため、同パッケージにおいて「不適切事案に対する法的規制の強化」「地域の取組との連携強化」「地域共生型への支援の重点化」という3つの柱を打ち出した。具体的には、環境影響評価の対象見直しによる自然環境の保護、電気事業法における保安規制の強化、景観法の活用促進などの厳しい措置を順次実施していく構えである。

▶ 続きを読む
関連記事
食卓を支える農村が消える?2050年、全国の4分の1の集落が機能停止の危機に直面。食料・安全保障危機を未然に防ぐため、守るべき農地の「線引き」や広域連携、「農村の終活」という新たな選択肢に迫る
高市早苗首相は、自民党の外国人政策本部「安全保障と土地法制に関するプロジェクトチーム」から提言を受け、安全保障の観点から土地取得の新たなルールなどを盛り込む重要土地等調査法改正案を、10月5日開会の臨時国会に提出する方針を明らかにした。
高市早苗首相は9月30日、第二次高市改造内閣発足後初となる経済財政諮問会議を開催した。令和9年度予算編成や今後の経済財政運営を巡り「責任ある積極財政」の具体化に向けた議論を本格化させた。政府が目指しているのは単純な歳出拡大ではなく、経済成長を通じて財政の持続可能性を確保するという財政運営への転換である。
出入国在留管理庁は1日、外国人の永住許可に関するガイドラインを改定。入管庁がガイドラインを改定し、世帯収入や将来の年金受給見込み、日本語能力、日本の制度への理解などを具体的な考慮要素として明記した
沖縄県の古謝玄太知事は9月30日、初登庁し、就任後初の記者会見に臨んだ。前県政からの政策転換を掲げてきた古謝氏は、就任初日の記者会見でもその姿勢を改めて明確にした