経済財政諮問会議 「サナエノミクス」の積極投資と財政規律の両立が焦点に
高市総理大臣は3月26日、総理大臣官邸で令和8年第3回経済財政諮問会議を開催した。特別セッションでは、オリヴィエ・ブランシャール氏やケネス・ロゴフ氏ら海外の著名な有識者から資料が提出され、高市政権の経済財政運営をめぐり議論が交わされた。
高市政権は、現在の日本経済が「過度な緊縮志向」と「未来への投資不足」に陥っているとの認識に立ち、国が投資を呼び込む姿勢への転換を打ち出している。アベノミクスが需要喚起に重点を置いたのに対し、「サナエノミクス」は「責任ある積極財政」として、官民協調による国内投資を大胆に促し、供給力(潜在成長率)の引き上げを目指すものda。
政策の柱は、経済安全保障や国土強靱化などの「危機管理投資」と、AI・スタートアップ・先端分野の研究開発といった「成長投資」の二本立てである。家計支援策としては、飲食料品に限った2年間の消費税引き下げや、給付付き税額控除の導入を進める構えだ。財政面では、毎年度補正予算が組まれることを前提とした予算編成と決別し、可能な限り当初予算で措置することで、民間事業者や自治体にとっての予見可能性を高める抜本的な見直しを行う方針である。
関連記事
今回の外為法改正では米国の対米外国投資委員会(CFIUS)を参考に、省庁横断の審査組織「日本版CFIUS」を創設。重要インフラや基幹技術の流出防止を図ることで、日本の経済安全保障を強化することを目的としている
外国人が日本で永住許可や在留資格の変更・更新を行う際に必要となる手数料の上限を大幅に引き上げる改正出入国管理・難民認定法が、5月29日の参院本会議で可決、成立した
参議院は27日「国家情報会議設置法案」を可決した。中共による対日スパイ活動が拡大する中、与野党は同機関の発足後、日本国民と国家利益の保護が実効的に図られることを期待している。
「国家情報会議設置法案」が正式に可決、首相直属の「国家情報局」の設立が決まった。台湾の認知戦専門家は「誰が情報活動を行っており、日本が非常に危険で深刻だと感じているか、それは中国共産党だ」と述べた
「地域の希望ある未来を築くために、どうか御一緒に――」。高市総理が全国市議会議長会で強く訴えたのは、国と地方の結束だった。中東危機に備えた3兆円強の補正予算や、現場の「目詰まり」解消に向けた協力要請など、また共に危機を乗り越え、日本を強く豊かにする「地域未来戦略」を訴えた