欧州各国旗とフランス国旗が、フランス東部ストラスブールにある欧州議会の前に掲げられている様子(写真:アブデスラム・ミルダス/ハンス・ルーカス/AFP経由ハンス・ルーカス)

欧州議会 不法移民の強制送還迅速化法案を可決 域外「送還ハブ」設置や最長2年拘留も

欧州議会は26日、EU域内に合法的な滞在資格を持たない不法移民や難民申請を却下された人々の強制送還手続きを迅速化するための新たな「送還規則(Returns Regulation)」を可決した。採決は賛成389票、反対206票、棄権32票であった。右派勢力が主導した同法案は、現在わずか20〜30%にとどまるEU全体の送還実行率を抜本的に改善することを目的としている。

新規則の核となるのは、以下の三つの厳格な措置である。

第一に、EU域外の第三国に「送還ハブ」と呼ばれる処理・収容施設を設置する。イタリアがアルバニアに設けた先行モデルを踏襲したもので、強制送還を待つ人々を域外で管理する仕組みだ。

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