スタンド・オフ防衛能力の獲得に向け改修するため米国サンディエゴに到着した護衛艦「ちょうかい」(防衛庁 海上自衛隊)

海自イージス艦「ちょうかい」 トマホーク発射能力を獲得 米で改修・訓練完了

日本の防衛政策において重要な進展が明らかになった。防衛省は27日、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」が米国での改修と訓練を経て、巡航ミサイル「トマホーク」の発射能力を確保したと発表した。

「ちょうかい」は佐世保基地を拠点とし、2025年10月中旬から米国に長期派遣されていた。米海軍の支援のもと、トマホーク発射に必要なソフトウェアの導入やトマホーク発射に必要なソフトウェアの導入や、ハードウェアおよび電子機器の搭載といったシステム改修を実施し、あわせて乗員の習熟訓練を完了した。

今後は2026年夏頃までに米国海域で初の実射試験を行い、運用能力と乗員の練度を確認する。その後、9月中旬に日本へ帰国し、本格的な任務に就く見通しである。

▶ 続きを読む
関連記事
8月15~20日にかけ、ロシア艦艇が宗谷・対馬海峡を航行し、中国軍機は東シナ海で飛行。北朝鮮も弾道ミサイルを発射した。日本周辺の複数海空域で緊張が続く
日豪両防衛相は、長射程ミサイルの発射試験で協力する方針を確認した。国内で十分な試験空間を確保しにくい日本は、豪州の広大な試験場を活用し、反撃能力の実効性向上を目指す
8月18日午後0時55分ごろ、那覇空港で、航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機がB滑走路に着陸した後、滑走路上で動けなくなるトラブルが発生した。この影響で、同空港の海側にあるB滑走路が閉鎖された。
8月15日、日本は81回目の終戦の日を迎える。その2日前の13日、ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島を訪れたという。なぜ今、プーチン大統領は択捉島を訪問したのだろうか
中露艦隊による「日本一周」航行の直後、ロシアと中国の情報収集機が連日、日本周辺を飛行した。領空・領海の侵犯は避けつつ、海空両面から圧力をかけるグレーゾーン行動が続いている。