中共軍将校の参考写真(Feng Li/Getty Images)

米軍の勝利が中国共産党の粛清を引き起こす 軍事工業専門家が相次ぎ不審死=余茂春氏 

米ハドソン研究所中国センター主任の余茂春(マイルズ・ユー)氏が論文を発表し、中国共産党の体制的欠陥を分析した。米軍の最近の勝利が中国共産党製兵器の無力さを浮き彫りにし、数十名の軍事工業専門家の粛清につながり、その一部が不審な死を遂げていると指摘した。

余茂春氏は30日、ワシントン・タイムズ紙に「衝撃と粛清 米国の軍事的優位はいかにして中国共産党の戦争機構を瓦解させるか」と題する論文を発表した。

論文は、湾岸戦争から最近のイランおよびベネズエラに関連する紛争に至るまで、米国の戦場における圧倒的優位が中国共産党の軍事工業体制の構造的弱点を繰り返し露呈させ、急ごしらえの近代化、内部危機、そして政治的粛清の連鎖に追い込んできたと指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
日中関係の緊迫化に伴い相次ぐ邦人拘束やレアアース規制。資源依存からの脱却と経済安全保障の強化を迫られる中、ビジネスの建前を排し、自由と尊厳を守る独立国家としての「本心」に目覚め始めた日本を描く論評
中国政府は、半導体、MRI装置、航空宇宙、研究分野などで不可欠なヘリウムの輸出禁止措置を講じた。この措置に対し、期限や免除規定は示されていない
中国共産党が実施したSLBM試射は巨浪3ではなく巨浪2改良型との見方が浮上。第二列島線突破を想定し、西太平洋での軍事的威嚇と対米シグナルの意図が指摘される。中露連携の動きも地域緊張を高めている
中共が採算を度外視してまで輸出を支え続ける理由は、単なる利益ではない。雇用、外貨、過剰生産、そして世界市場での主導権という、政権維持にも関わる構造がある
習近平政権14年目。それでも後継者は存在しない。21大を前に、党内では側近の失脚が相次ぎ、権力基盤にも揺らぎを指摘されている。後継者不在は「独裁強化」なのか、それとも「体制不安」の表れなのか