台湾最大野党トップ 会談で習称賛に批判噴出 「政治的投稿」とも
台湾の野党・国民党の主席である鄭麗文氏は4月10日、北京で中国共産党(中共)の総書記・習近平と会談し、談話を発表した。鄭氏は発言の中で、習近平体制下の中国について「完全な貧困脱却」や「小康社会の実現(ややゆとりのある生活)」を称賛し、「民族復興」や「運命共同体」などの表現にも言及したことから、内外で批判や皮肉の声が広がっている。
10日に行われた会談で鄭氏は、習の指導の下で中国は「完全な貧困脱却を実現し、全面的な小康社会を築き上げた」と述べ、「その成果は非凡であり、今後も飛躍的な発展が続く」と評価した。さらに、第15次五か年計画の開始に触れ、「新たな段階への飛躍が期待される」と強調した。
また鄭氏は、習が頻繁に用いる「中華民族の偉大な復興」という表現を使用し、両岸関係については政治的対立を乗り越え、「ウィンウィンの繁栄を実現する運命共同体を構築すべきだ」と訴えた。
関連記事
ジョージ・グラス駐日米大使は、中国共産党(中共)政府が重要鉱物を日本に対する「政治的武器」として利用していると批判した。中国のレアアース輸出制限は混乱を引き起こすもので、日本だけでなく米国企業にも被害を及ぼしていると述べた
米軍が2026年の部隊配置を見直し、インド太平洋地域で中共軍への対抗を強化。第1列島線を重視し、日本・フィリピンとの連携や長距離ミサイルの配備を進めている。台湾有事を見据えた米軍の戦略とは
イランがタンカー攻撃を繰り返し警告する中、トランプ氏は今月22日、SNSでイラン政権の目論見を暴露した。 トラ […]
EUのフォンデアライエン欧州委員長は、ロシアとベラルーシによる移民の「武器化」に危機感を表明。域外国境の警備強化に向け、欧州緊急対応枠組みを提案する方針を示した
米陸軍が中共軍を最重要の警戒対象に位置づけ、第1列島線での部隊・弾薬の事前配備を重視。台湾有事への備えを進める米軍の新たな作戦指針とは