2026年3月4日、イラン沿岸に近いホルムズ海峡周辺の商船の航行状況を示した「Marinetraffic」の画面を指さす人物(Julien de Rosa/AFP via Getty Images)

米の海上封鎖「2隻が突破」と中国メディア 米中央軍は「ゼロ」と否定 

アメリカがイランに対して実施した海上封鎖は初日から影響を及ぼし、複数の商船が航路上で引き返す事態となり、中には中国船舶も含まれていた。中国メディアは一時、タンカーが封鎖を突破したと大きく報じたが、その後の航行データにより、実際には要衝の海域で方向転換し撤退していたことが判明し、報道の誤りが露呈したかたちとなった。

専門家は、米軍による封鎖がイランの石油輸出に深刻な打撃を与えるだけでなく、中国のエネルギー供給にも直接的な影響を及ぼし、その波及は拡大し続けていると指摘する。

封鎖2日目には、少なくとも3隻のタンカーがホルムズ海峡を通過したが、いずれもイランの港湾を目的地としておらず、アメリカの封鎖措置の対象外とみられる。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領がイランとの新合意条件を提示。ホルムズ海峡の即時開放や隠された濃縮ウランの捜し出しを要求し、まもなく最終決定を下すと表明した。一方、イラン側は軍事力を背景に強硬姿勢を崩していない
カナダで神韻公演への爆破予告や公的劇場への契約拒否など、中国共産党の不当な介入が相次いだ。法輪大法協会は「内政干渉を禁じたウィーン条約違反」と訴え、表現の自由と国家主権を守る徹底調査をカナダ政府に求めた
EUが対中貿易の見直しへ。中国製品の大量流入と貿易赤字の拡大を受け、欧州委員会は「持続不可能」との認識を示し、産業保護策の強化を検討している
英国や欧州各国の電子パスポートに使われる中核部品を供給する仏企業が、米国の輸出規制対象となった中国資本と関係していることが分かった。英政界や専門家の間では、偽造リスクや供給網の安全性を懸念する声が出ている
韓国の大学生がカンボジアで拷問を受け、殺害された事件で、中国籍の男6人に終身刑が言い渡された。事件は社会に大きな衝撃を与え、カンボジアの詐欺拠点をめぐる問題にも改めて注目が集まっている