米軍が貨物船拿捕 トランプ氏 中共の対イラン支援示唆
トランプ米大統領は4月21日、CNBCのインタビューで、週末に米軍が中国共産党(中共)と近い関係にある貨物船を拿捕した件に言及し、中共がイランに送った「贈り物」を米軍が押収したことを冗談めかして示唆するとともに、習近平を揶揄した。
CNBCの単独インタビューで、トランプ大統領は、米軍が4月20日に拿捕した船には、中国共産党がイランに送った「贈り物」が積まれていたと語った。、その「贈り物」が何を指すのかについては明言しなかったが、外部では、中共が提供した軍事物資、たとえば弾道ミサイルの製造に必要な原料などを指している可能性があるとみられている。
トランプ氏は「私は少し驚いた。私は習と良い関係にあるし、ある程度の暗黙の了解があると思っていた。だが、まあいい。戦争とはそういうものだろう」と語った。
関連記事
ヴィクター・デイヴィス・ハンソン氏がイラン情勢の終焉を鋭く分析。米国の軍事的優位と経済封鎖に対し、窮地のイランが取る生存戦略とは。中間選挙を控えたトランプ政権の思惑と、激化する膠着状態の結末を予測する
英政府は5月11日、イギリスなどへの敵対的活動に関与したとして、イラン関連の個人・団体など12者に新たな制裁を科すと発表した。制裁対象となった金融機関は、不安定化活動に関係する個人や団体にサービスを提供していた
世界の小売業界を揺さぶる中国系通販大手、SheinとTemuの対立が英国の法廷に持ち込まれた。Sheinは、Temuが数千枚に上る公式写真を使い、模倣品を宣伝したと訴えている
イランに対する米国の経済封鎖は、間接的に中国共産党政府に圧力をかけている。アナリストらは、これはトランプ氏が習近平との首脳会談を前に、交渉の切り札(レバレッジ)を構築しているものだと分析している
石油と天然ガスの要衝であるホルムズ海峡は事実上閉鎖されたままであり、原油価格を急騰させている