2026年5月4日、イラン・イスラム共和国通信(ISNA)が提供した写真には、イラン南部のバンダルアッバス港近くのホルムズ海峡に停泊する複数の船舶が写っている(Photo by Amirhossein KHORGOOEI / ISNA / AFP via Getty Images) /

イランがホルムズ海峡の通行料徴収のための新機関を設立 米国は制裁措置を発表

米財務省は27日、イランが新設した「ペルシャ湾海峡管理局(Persian Gulf Strait Authority、PGSA)」に対する制裁を正式に発動したと発表した。米財務省によれば、ペルシャ湾海峡管理局は実質的に、イスラム革命防衛隊(IRGC)が海上恐喝によって資金を調達するための道具であり、国際法および米国の制裁措置に公然と違反するものだとしている。

ベッセント(Scott Bessent)財務長官は声明の中で、イラン軍が世界の海上貿易を恐喝しようとする試みは、米国の「経済的怒り(Economic Fury)」作戦が効果を上げていることを示すものだと述べた。

「イラン軍による世界の海上貿易恐喝の最新の試みは、『経済的怒り』がこの政権を資金難に追い込んでいることを証明している」とベッセント長官は指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領は、イランへの大規模攻撃を再開するかどうか重大な決断を控えていると明らかにした。国連総会では湾岸6か国の首脳と会談し、今後の対イラン政策を協議する予定だ
イスラエルとモロッコは外交関係の格上げで合意した。既存の外交代表部を大使館に格上げし、大使を相互派遣するほか、航空便や投資、経済・貿易分野での協力も拡大する
イランの貨物船が9月13日、ホルムズ海峡付近で攻撃を受けた。また、イランが支援するフーシ派はサウジアラビアへの新たな攻撃を表明した。地域の海運と石油供給の安全を巡る懸念が強まっている。
サウジアラビアの主要な石油パイプラインが9月10日、無人機による攻撃を受けた。イラク政府は9月12日、無人機がイラク領内から発進したことを確認し、さらなる調査を行うと表明し、イランとの国境にある主要な検問所2か所を閉鎖した。
米エネルギー情報局(EIA)は、米国の原油生産量が2026年に過去最高の日量1380万バレルに達すると予測。世界的な需要減退や米イラン情勢の緊迫化が続く中、新規プロジェクト稼働が米国の増産を牽引する