静寂の中に佇むハナミズキ(Shutterstock)
足るを知る者は常に楽しむ――日々の暮らしの些細な一コマから気づくこと

忙しい現代人のための 日々に静寂を取り戻す3つの生活美学

あなたが最後に本当の意味で立ち止まったのは、いつだろうか。

スマホの充電が切れたからでも、渋滞に巻き込まれたからでもなく、心から本当に立ち止まったときのことだ。何もせず、ただ「今、自分は大丈夫だろうか」と感じてみる。そんな時間のことである。

多くの人にとって、この質問に答えるのは難しい。私たちは毎日、目を覚ました瞬間から頭を働かせている。子どもを学校に送り出さなければならない、仕事のメッセージにまだ返信していない、今日の晩ご飯は何にしよう、請求書の支払期限が迫っている……。日々はまるで停車しない列車のようであり、私たちは何かに遅れをとるまいと、必死に食らいついている。しかし、走り続けるうちに、私たちは次第に忘れてしまう。一体何のために走っているのか、そしてどこへ辿り着きたいのかを。

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