カンボジアのプリンス・グループ(Prince Group)傘下の太子国際広場(Tang Chhin Sothy/AFP)

プリンス詐欺組織No.2胡暁偉を日本で逮捕 米国が幹部制裁

アメリカ財務省は6月23日、東南アジアの詐欺組織「プリンス・グループ」に対し、新たに9人の幹部と26の関連企業・団体を制裁対象に指定したと発表した。対象には、経営幹部のほか、詐欺活動に関与する投資家やダミー企業などが含まれる。グループのナンバー2をすでに日本で逮捕している。  

プリンス・グループはカンボジアの首都プノンペンに本部を置き、国内各地に詐欺拠点を設けている。高額報酬をうたった求人で各国の人々を呼び寄せ、現地で拘束したうえで、国際的な電話詐欺やオンライン詐欺に関与させている。被害は世界各地に広がっている。  

今回の制裁で注目されるのは、ナンバー2とする胡暁偉(Hu Xiaowei、別名・胡石(フー・シー))である。胡は、グループのトップである陳志から「兄貴分」と呼ばれている人物だ。  

▶ 続きを読む
関連記事
企業への不正アクセスによる個人情報の漏えいが相次いでいる。タイムズカーやローソンなど幅広い業種で被害が判明し、百万件超の事案は2026年に10件と過去最悪のペースに。企業のセキュリティー対策と委託先管理の強化が急務となっている
東京理科大学名誉教授の硤合憲三氏が、ノーベル化学賞を受賞することが決まった。長年にわたる研究成果が評価されたもので、日本の学術研究における大きな成果となった。
旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は10月7日、タイの現地法人が管理するファイルサーバーが第三者から不正アクセスを受け、顧客最大627人分のパスポート情報が流出した可能性があると発表した
木原官房長官は10月6日の記者会見で、国内の民間企業への不正アクセスにより情報流出が相次いでいることについて「大変深刻に受け止めている」と表明。政府は、情報収集や攻撃の手口、傾向などの分析を通じて被害の全体像の把握を急ぐ方針だ
カナダ映画『超限戦』を10月、東京とさいたまで上映。パンデミック下で拘束されたウイルス学者を描き、科学と権力、情報統制をめぐる問いを投げかける