2025年2月15日、EUのマロシュ・シェフチョビッチ貿易担当委員(Johannes Simon/Getty Images)

北京 対EU貿易黒字の縮小を示唆 EUは10月までの成果求める

香港紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は7月2日、複数の消息筋の話として、中国共産党(中共)が今週ブリュッセルで行われたEUとの貿易協議で、対EUの巨額の貿易黒字を縮小する方法を探る意向を示唆したと報じた。

中共はまた、EU製品の購入を増やす意向も示した。これは、EUが新たな対中貿易措置の導入を検討し、双方に10月までの具体的な進展を求めている中での動きである。

6月29日、中共の王文濤商務相は、EUのマロシュ・シェフチョビッチ貿易担当委員との会談でヨーロッパ製品を対象とする購買協定の締結を検討する用意があると述べた。協議では、EU製品に課している関税の引き下げも議題となった。

▶ 続きを読む
関連記事
スペインの高速鉄道で起きた重大な追突事故で、少なくとも68人が死亡した。新たに公開された運行指令の通話録音3件から、事故前の重要な17分間の経緯が明らかになった。
セルビアの議会選で学生主導の新勢力が過半数を獲得し、政権交代が確実となった。「一帯一路」関連の駅改修後に起きた崩落事故を機に、汚職や不透明な契約への抗議が拡大。12年続いた与党支配を揺るがした
EUが中国製品への輸入制限拡大を検討している。化学品、家具、機械などを対象に、輸入割当や追加関税を導入する案が浮上。対中貿易赤字が3600億ユーロに達するなか、早ければ2027年初めにも具体案を示す見通しだ
欧州の過度なEVシフトと中国勢の台頭による自動車業界の苦境をレポート。補助金や規制に依存した市場の歪みと、西側メーカーが直面する課題を解説します
フランスで大規模な抗議活動が続くなか、右派政党「国民連合」のマリーヌ・ルペン氏が2027年の大統領選に向けた活動を本格化させた。治安回復や移民規制の強化、減税を掲げ、国民の支持を訴えている。世論調査では支持率首位に立つ一方、有罪判決が選挙戦に影響する可能性もある