タイで中国資本企業による越境汚染への反発が高まっている。2026年7月8日、タイ・バンコクでは複数の市民団体が中国大使館前で抗議活動を行った。抗議参加者の中には、中国語で「ここはタイであり、北京ではない」と書かれた横断幕を掲げる人もいた。(動画のスクリーンショットを合成)

「ここはタイ 北京ではない」 中国資本の越境汚染に抗議 タイの大使館前デモ

タイ国内で、中国資本企業による越境環境汚染への反発が強まっている。今月8日、首都バンコクでは複数の市民団体が中国大使館前で抗議活動を展開し、中国資本企業による環境汚染の責任追及を求めた。

交流サイト(SNS)「X(旧ツイッター)」には、抗議デモの様子を撮影した複数の動画が投稿され、中国共産党の習近平の肖像入りマスクを着用した参加者らが中国大使館前を行進する様子が確認された。

また、一部の参加者は「ここはタイであり、天安門ではない」と中国語で記したプラカードを掲げた。1989年の天安門事件を想起させる文言で、今月6日にチェンマイの中国総領事館前で抗議者に対してタイ警察が実力行使に及び、負傷者が出たことを批判した。

▶ 続きを読む
関連記事
EUは中国製タイヤに最大45.3%の反ダンピング関税を発動。ダンピング輸入が域内産業に損害を与えたと認定し、約8万人の雇用への影響も指摘。企業別に異なる税率を適用する。
ニュージーランドのラクソン首相は、豪州とフィジーが締結した防衛同盟への参加を検討していると明らかにした。南太平洋で影響力を強める中国共産党政権を念頭に、多国間の安全保障網づくりが進んでいる
WHOは7月9日、コンゴ民主共和国で続くエボラ出血熱の流行について、死者が600人に達したと発表した。アフリカ疾病予防管理センターは、今回の流行を「過去に例を見ない速さで拡大している」と警告
トランプ大統領はNATO首脳会議で、米国とイランの停戦は事実上終了したとの認識を示した。ホルムズ海峡周辺での商船攻撃を受け、米軍はイラン関連目標への連続攻撃を実施。対イラン姿勢の転換が鮮明