静岡県富士市の茶畑(shutterstock)

「日本茶」をGI登録 中国の抹茶増産や模倣品に対抗

農林水産省は10日、地域の農林水産物や食品のブランドを守る地理的表示(GI)保護制度の対象に、新たに「日本茶」を登録したと発表した。国内で栽培、加工された緑茶全般が対象となる。GI登録で産地を限定しないのは「日本酒」に続く2例目である。

登録の背景には、抹茶を中心とする日本茶の国際需要の拡大に加え、中国など海外での緑茶生産の急増や模倣品の流通がある。

中国は、世界の緑茶生産量の約9割、輸出量の約8割を占める世界最大の緑茶生産国である。近年は世界的な抹茶ブームを受け、行政主導で大量生産体制の整備を急速に進めている。

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