2025年9月25日、ウォーレン・バフェット氏(Shutterstock)

バフェット氏 株式市場の投機化に警鐘 「人間は賭け事を好む」

億万長者の投資家であるウォーレン・バフェット氏は、現在の株式市場がますます「カジノ」のようになっているとみている。市場は長期投資の理念ではなく、投機的な取引に左右される傾向を強めているという。誰もが投機に熱中するようになれば、割安な優良株を見つけるのは極めて難しくなるとも指摘した。

イランで続く紛争に伴うエネルギー危機への懸念があるにもかかわらず、今年の株式市場は上昇を続け、過去最高値を更新している。懐疑派は、AIインフラ関連銘柄をめぐって過度な投機が起きていると指摘する。さらに、オプション取引やレバレッジ型上場投資信託(ETF)などの金融商品も、投機的な動きを加速させている。

株式市場には、個人投資家の資金がますます流入している。メモリーチップメーカーのマイクロン・テクノロジー(Micron)や、最近新規株式公開を行ったSpaceX株などにも買いが向かっている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国からの巨額融資で深刻な債務危機に陥ったアフリカのザンビア。国際調査で明らかになった中国工商銀行の融資手法や不透明な契約、難航した債務再編の実態とは
10月31日、ドイツやフランス、スイスなど欧州各地で物価高や教育問題、緊縮財政に抗議する大規模デモが発生。一部では暴動に発展し、店舗の略奪や警察との衝突が起きた。過激派の関与も指摘されている
今年1~9月、中国からの訪日客が減少する一方、訪日外国人旅行者の消費額は同期として過去最高を記録
最近、複数の中共調査船が台湾周辺で通常とは異なる動きを見せており、海底ケーブルの安全を懸念する声が上がっている
日米豪印4か国の協力枠組み「クアッド」の外相会合が10月31日開かれ、共同声明は、信頼できる世界的なサプライチェーンの構築に全力で取り組むとし、輸出規制や非市場的な行為を通じた、いわゆる「経済的威圧」に深刻な懸念を表明した