企業の縮小で借り手減少 家主は値下げ競争へ
北京でオフィス余り深刻 賃料4%超下落
中国・北京のオフィス市場で低迷が続いている。企業が事業を縮小したり、経費削減のために広いオフィスを手放したりする動きが相次ぐ一方、新しいオフィスビルの建設は続いており、借り手不足が深刻化している。今年上半期のオフィス賃料は4.4%下落した。
アメリカ不動産サービス大手CBREの調査によると、北京のオフィス賃料は1平方メートル当たり月218.4元(約5200円)となった。現在の空室率は17.8%だが、下半期には約48万平方メートルの新築オフィスを市場に供給する予定で、業界では賃料の下落が今後も続くとみている。
背景には、中国経済の低迷がある。企業が人員やオフィスを縮小する動きに加え、AIの普及で業務の効率化が進み、以前ほど広いオフィスを必要としない企業も増えているという。
関連記事
中国でいま最も熱い言葉は「竹ゼミ」。 「竹ゼミ」はなぜ中国共産党を後ろ盾に持つ巨大企業・ファーウェイにとって最大の悪夢になったのか
「中国へ帰ったら、もう出られないかもしれない」。そんな不安が現実に。新たな出入国規則の施行前にもかかわらず、中国各地でパスポート回収や出国制限の動きが広がっています
殺人容疑者を追う警察 vs 守ろうとする村民。ヘリや無人機による大捜索の一方、「逃げ切ってほしい」と村民総出で支援か。中国・河南で異例の事態
「中国軍はすごい」と発信していた人が、今度は「機密漏えい」で摘発? 何がセーフで、何がアウトなのか
中国の遺伝子編集治療で、2週間に2件の小児死亡事例が発覚。最先端技術の裏で浮かび上がる、規制の甘さと医療透明性への深刻な疑問