カナダ安全情報局(CSIS)の最新の調査報告によれば、中国共産党がカナダの民主主義への干渉を深め、政治的な影響力を拡大している。(AFP)

中共が中国系有権者に影響力工作か カナダ情報機関が地方選前に警告

複数の関係者によると、カナダ安全情報局(CSIS)は今年7月、ブリティッシュコロンビア州リッチモンド市の市長と市議会議員全員を対象に非公開の説明会を開き、10月17日に予定している地方選挙について、中国共産党(中共)による干渉の恐れがあると警告した。カナダの中国系有権者コミュニティーを標的とした影響力工作も含まれるという。

独立系ニュースサイト「The Bureau」の報道によると、説明会はCSISの地域担当幹部が主催した。内容は機密情報ではなく、外国干渉を調査したホーグ委員会で示された資料など、これまで公に取り上げられてきた事例が主に紹介された。

情報筋によると、CSISは、中共とつながりのある人物が選挙期間中にリッチモンド市の候補者へ接触し、選挙過程に介入して公正性を損なう可能性があると警告した。関係者は事案の性質上、匿名を条件に取材に応じた。

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