熊本地震の視察をする高市早苗首相(高市早苗氏のXアカウント)

熊本地震 生活再建へ財政支援 予備費242億円を閣議決定

政府は8月4日、令和8年(2026年)熊本地震の被災地を支援するため、今年度予算の予備費から総額242億円を支出することを閣議決定した。地震発生から1週間が経過し、被災地での対応が救命・救助から生活再建やインフラ復旧へ移る中、必要な物資の供給や道路の応急復旧、仮設住宅の提供などを財政面から支える。

木原官房長官は閣議後の記者会見で、「被災者のニーズは日々変化する。丁寧に、より寄り添い、取り組みを加速させる」と述べ、被災地の早期復旧に全力を挙げる方針を示した。片山さつき財務相も「高市内閣としてできることはすべてやる」と述べ、被災者の生活と事業の再建を支援する考えを強調した。

予備費の内訳は、災害復旧に206億円、被災地へのプッシュ型物資支援に24億円、救助業務への支援に12億円である。

▶ 続きを読む
関連記事
自民党は食料品の消費税を2027年から2年間1%へ引き下げる方針を了承。「実質ゼロ」を掲げるが、財源の不透明さや外食産業への影響、価格転嫁の行方など課題は多い。
高市早苗首相は8月3日、令和8年熊本地震の被災地を訪れ、被害状況を視察した。政府は災害復旧や被災者支援のため、200億円を超える予備費の使用を4日に閣議決定する方針だ
高額な医療費の自己負担を抑える「高額療養費制度」が、2026年8月から見直される。月ごとの自己負担限度額を変更する一方、長期にわたって治療を受ける患者や低所得者層へのセーフティネットを強化するため、新たに年間の自己負担上限を設ける。
片山さつき財務相は7月31日の閣議後記者会見で、「責任ある積極財政」によって強い経済を実現する一方、財政の持続可能性も確保する方針を改めて強調した。