メロンとスイカで夏の美容養生 肌を守るビタミンと抗酸化成分

厳しい暑さの夏に瓜類を食べることは、暑さを和らげ喉の渇きを癒やすだけでなく、肌に有益なさまざまな栄養成分を摂取することにもつながります。アメリカの栄養士メルヴィ・セイラン氏は、さまざまな種類の瓜類やメロン類を日常の食事に取り入れることで、ビタミンC、ビタミンA、抗酸化成分など、肌に必要な栄養を補給でき、肌の潤いと健康的なツヤの維持に役立つと述べています。

ここでは、夏に適した5種類の瓜類を取り上げ、それぞれの栄養成分と美容効果について解説します。瓜類を食べて暑さをしのぎながら、水分補給と美容も兼ねることができます。

(1)ハニーデューメロン

栄養士によると、十分なビタミンCを摂取することで、皮膚細胞を損傷から守り、良好な状態を維持するのに役立ちます。(Shutterstock)

ハニーデューメロンは淡い緑色の果肉と爽やかな甘みが特徴で、暑さを和らげ喉の渇きを癒やすだけでなく、ビタミンCも豊富に含まれています。ハニーデューメロン約150gで、1日のビタミンC推奨摂取量の24%を摂取できます。

セイラン氏によると、ビタミンCは抗酸化物質の一つで、肌の細胞が外的ストレスに対抗するのを助け、運動、喫煙、日光、空気汚染などによるダメージを軽減します。また、ビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠な栄養素でもあります。コラーゲンは肌のハリや弾力を維持する働きがあります。
 

(2)スイカ

スイカは水分とリコピンが豊富で、ビタミンCとビタミンAも含まれているため、夏の暑さをしのぐ代表的な果物です。(Shutterstock)

スイカにはリコピンが豊富に含まれています。リコピンは赤色やピンク色の野菜や果物などに多く含まれる天然色素で、抗酸化作用があり、紫外線による肌へのダメージを軽減する可能性があります。

角切りスイカ約150gで、6,890μgのリコピン、1日のビタミンC推奨摂取量の14%、そして少量のビタミンAを摂取できます。

セイラン氏は、リコピンを豊富に含む食品を食べることは肌の健康に役立つ可能性がありますが、その効果が現れるには時間が必要で、短期間食べただけですぐに明らかな変化が見られるわけではないと述べています。

2025年のある研究では、被験者が3週間にわたり毎日118mlのトマトジュースを飲んだところ、血液中のリコピン濃度が上昇し、体内の一部の炎症反応が減少したことが分かりました。ただし、皮膚そのものへの影響については、さらに時間をかけて観察する必要があります。
 

(3)カンタロープ

栄養士によると、カンタロープにはβカロテンが豊富に含まれており、体内でビタミンAに変換され、肌の水分喪失を防ぐのに役立ちます。(Shutterstock)

カンタロープはオレンジ色の果肉を持つメロンで、一般的にスイカよりも甘く香り豊かです。カンタロープにはβカロテンが豊富に含まれており、体内に入るとビタミンAに変換されます。ビタミンAは皮膚細胞を健康に保ち、肌が外部からの刺激や水分の喪失に対抗するのを助けます。

カンタロープ約150gで、1日のビタミンA推奨摂取量の40%、ビタミンC推奨摂取量の19%を摂取できます。
 

(4)ガリアメロン

ガリアメロンは、カンタロープとハニーデューメロンを交配して作られた品種で、ビタミンAとビタミンCを豊富に含んでいます。

ガリアメロン約135gで、1日のビタミンA推奨摂取量の120%、ビタミンC推奨摂取量の80%を摂取できます。
 

(5)カサバメロン

カサバメロンは冬瓜の一種で、5種類の瓜類の中では比較的甘さが控えめです。角切りにしたカサバメロン約170gで、1日のビタミンC推奨摂取量の41%、ビタミンB6推奨摂取量の16%を摂取できます。

セイラン氏によると、ビタミンB6は肌の正常な機能を維持し、肌のバリア機能を保つのに役立ちます。体内でビタミンB6が不足すると、コラーゲンの生成に影響を及ぼし、肌の炎症に関連するリスクが高まる可能性があります。
 

本記事は、健康情報メディア「Health.com」の報道を参考に作成しています。

(翻訳編集 解問)

曾子衡