中国裁判所 ネクスペリア関連株式を凍結 聞泰科技との経営権争い続く
8月31日、中国広東省東莞市の裁判所は、オランダの半導体メーカー、ネクスペリア(Nexperia B.V.)と傘下の設備会社が保有する中国子会社の一部持分を凍結した。対象額は最大約21億4千万元(約509億円)。訴訟は、ネクスペリアの中国親会社、聞泰科技(Wingtech)が起こした。
この対立は、オランダ政府が約1年前、聞泰科技とその創業者によるネクスペリアの経営支配を制限したことに端を発する。問題は中国とオランダの関係だけでなく、自動車や家電製品に使われる半導体のサプライチェーンにも影響を及ぼしている。
聞泰科技は今年5月、広東省東莞市中級人民法院に、ネクスペリア、オランダ子会社のアイテック(Itec B.V.)、ネクスペリア経営陣の複数のメンバーを提訴した。聞泰科技は、被告側がオランダによる「差別的な制限措置」を実施したと主張し、80億元の損害賠償を求めている。
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