片山さつき大臣(金融庁)

飲食料品の消費税率 4月から1%に 赤字国債に頼らず財源確保

政府は9月15日の閣議で、税制改正大綱を決定した。2027年4月1日から2年間、飲食料品の消費税率を1%に引き下げ、2029年度に本格導入する所得連動型の直接給付制度「就業者負担軽減支援金」への移行を見据えた臨時措置と位置付ける。

片山財務相は同日の閣議後記者会見で、赤字国債に当たる特例公債の追加発行には頼らず、租税特別措置の見直しや税外収入の確保を含めた歳出・歳入全般の見直しによって財源を確保する方針を示した。債務残高の国内総生産(GDP)比を安定的に引き下げ、市場の信認を維持しながら財政運営を進める考えだ。

飲食料品の消費税率引き下げは、2027年4月1日から2年間実施する。その後は、所得に応じて給付する就業者負担軽減支援金へ移行する。

▶ 続きを読む
関連記事
国土交通省は、外国人や外国法人による大規模な土地取得の状況について、国土利用計画法に基づく届出データの集計結果を初めて公表した。2025年7~12月の届出件数は68件で全体の0.7%、取得面積は124ヘクタールで全体の0.5%だった。
総務省は14日、日本郵便から申請があった内国郵便約款の変更を認可したと発表した。クレジットカードなどの受け取りに利用される「本人限定受取郵便」について、ICチップ情報の読み取りなどに移行する。2027年4月1日の実施を予定している
高市早苗首相は14日、自身のX投稿で、高市内閣が掲げる「強い経済」の実現に向けた決意を表明した。日本経済の再生と成長戦略の加速には、金融・資本市場を通じた「金融の力」が不可欠だとして、制度整備を重視する姿勢を示した
駐日中国大使館と日本外務省が、国連憲章の「敵国条項」を巡り、X上で応酬。中国大使館が敵国条項は現在も有効だと主張したのに対し、外務省は、中国も賛成した国連総会決議などを挙げ、同国の主張は過去の合意と相いれないと反論した