何清漣:香港株式市場は中国株式市場の二の舞?

【日本大紀元4月17日】中国政府と金融界は「四大商業銀行が香港株式市場に初上場する時期を決定した」ことを祝福し、中国の国有企業と民間企業が「資金囲い込み」の夢を香港株式市場に託しているが、まさにその時、一塊の暗雲が立ちこめた。その後、中国経済に関して「この金融汚職をめぐる大事件は中国各銀行の上場に影響を与えるのではないか?」という最大の懸念が浮上した。ロンドンの『フィナンシャル・タイムズ』の論評では「張恩照事件は外部の者に対し、中国の銀行業に支払い能力がなく、不良債権が巨大であるということを再度印象付けており、“これらの銀行は投資に値しない”と言ってよい」としている

この懸念は決して杞憂ではない。なぜなら、中国の四大銀行の香港上場は、やむをえない次善の策であり、数多くの証券取引所の中から香港を“選択”したということでは決してない。

中国政府は数年にわたり、世界の大株式市場の門を叩き続けたが、夢を実現するのは困難であった。そして、最後の相談相手として残されたのが、この“自家の裏庭”である香港なのである。

▶ 続きを読む
関連記事
論評 8月18日、私はカナダ・トロントのピアソン国際空港で友人と会った。彼はキリスト教の宣教師である。昨年初め […]
米公的債務が40兆ドルを突破。膨らみ続ける巨大な借金は、将来の脅威というだけではなく、インフレや金利高騰を通じた「現在の生活費危機」そのものだ。財政規律を失った現状と経済崩壊の現実的なリスクに警鐘を鳴らす
実際のところ、あらゆる共産主義体制の敵は、まさに真実そのものであり、文明社会のその他の価値観や原則も同様である。人間は創造主によって、奪うことのできない一定の権利を与えられているという基本原則が示されおり、この原則は、誰が最高指導者であろうと、共産主義とは相容れないものだ。
米加貿易交渉の決裂背景にある、メキシコ・カナダを経由した中国製品の「大規模な積み替え貿易(関税逃れ)」の実態を論評。USMCAの優遇措置を悪用する問題点と、北米3か国が直面する現実的な選択肢を解説します
論評 ダリル・コードル米海軍作戦部長は最近、潜水艦を巡る問題について厳しい数字を示した。米国の潜水艦引き渡し数 […]