中国恒大株価が11年ぶり安値、不安は香港の不動産と金融市場に拡大
20日の香港株式市場では、巨額な債務を抱える中国不動産開発大手、恒大集団の株価は続落し、一時前営業日終値比19%下落した。下げ幅として2010年5月以来の大きさとなった。また、中国国内不動産市場の先行き不安を受けて、香港の不動産関連銘柄の売り注文が増加した。
「滬港通」導入3周年 香港株の中国A株化が鮮明に、「相場の急騰落に要注意」=専門家
香港証券取引所の最新統計によると、過去3年間において中国本土投資家が「滬港通」を利用して、約8088億香港ドル(約11兆3232億円)規模の香港上場株式を保有することになった。本土からの投資資金流入で、香港株式市場での1日の売買代金は3年前と比べて10倍膨らんだ。専門家は、香港株式市場が今後「中国A株化」する傾向が強いと指摘した。同市場での投機リスクが増大し、株価相場が急騰急落する可能性が高いため、リスク管理が必要だと投資家に訴えた。
今年、中国市場を動かす4つの要因=米誌
投資家たちが2017年の中国株式市場に注目するなか、米金融情報誌「バロンズ」(Barron’s)がこのほど、元安や米中貿易関係など今後市場の動きを左右する4つの要因があると示した。
17兆円の債務株式化、月内にも実施か 評論家「銀行の損失リスク拡大」
中国政府当局は深刻化する企業債務を減らすため、銀行の不良債権の株式化に関する具体的政策を4月中に発表するとみられる。4月4日付、国内「財新網」が伝えた。
中国本土資金買い漁り、香港ハンセン指数7年ぶりの高値に
【大紀元日本4月10日】中国本土からの資金流入で香港株式相場は8日と9日、2日間連続で急上昇した。主要株価指数のハンセン指数は9日に7年ぶりの高値を付けた。 9日ハンセン指数終値は前日比2.7%高の2
何清漣:香港株式市場は中国株式市場の二の舞?
【日本大紀元4月17日】中国政府と金融界は「四大商業銀行が香港株式市場に初上場する時期を決定した」ことを祝福し、中国の国有企業と民間企業が「資金囲い込み」の夢を香港株式市場に託しているが、まさにその時