【大紀元日本12月10日】従来の歴史では、男性が社会を主導していた。しかし、近代は「陰盛陽衰」の現象が現れ、特に社会、文化等の分野で「女性台頭」の風潮が高まる国がいくつかある。その傾向が顕著な10ヵ国を挙げる。
1、スウェーデン
「女権国家」を代表する国。スウェーデンの議会は、女性議員が40%を占め、1986年の閣僚32個ポスト中、女性が16個ポストを占めた。対外貿易においても女性がもたらした利益が約60%を占めた。
1、スウェーデン(Getty Images)
2、ノルウェー
この国も「女権国家」として知られている。議会や他の分野において女性は大いに活躍している。喫煙人口の割合でも男性と女性とが半ばする。
2、ノルウェー(Getty Images)
3、ニュージーランド
女権の歴史は古く、1893年に選挙権を獲得した。世界で最も早く女性に選挙権が与えられた国。2000年には、憲法が規定する最高地位に女性5人が就任している。国王(英女王)、総督、首相、議長、最高裁判所長官。
3、ニュージーランド(Getty Images)
4、ラトビア
人口比率では女性が男性より17%多い。また専門家によると、ラトビアの風土や気候が女性の胎児と赤ちゃんに適合する。
4、ラトビア(Getty Images)
5、オランダ
オランダでは過去通算して、女性国王が男性国王よりも長い間即位した。16世紀、女性総督3名が連続して統治した。また1890年から現在まで女王3人が即位している。
5、オランダ(Getty Images)
6、イギリス
この国は「女王に親愛の情を寄せる」民族と言われている。特にエリザベス一世、ビクトリア女王、在位中のエリザベス二世が世界に知られている。
6、イギリスロンドン(Getty Images)
7、ベネズエラ
美女の多い国家として知られている。人口2400万人しかいないが、『ミスユニバース・コンテスト』で毎年のように勝利を収めた。これに対して男性は、サッカーの試合でもよい成績が見られない。
2005年9月15日、ベネズエラのJictzad Vinaは美女選抜で勝利。(Getty Images)
8、アイスランド
南北緯度20度くらいの国家は女性の地位が低く、緯度が高くなるほど女性の地位が高い。北極圏内のアイスランドは、女性の地位が最も高いことがその特徴の一つ。
8、アイスランド(Getty Images)
9、カナダ
同様に緯度の高いカナダも女権運動が盛んに広がった。カナダ人は北欧人、オランダ人と同じように、世界で最も壮健な体格の民族。母親が子供の成長に大きな影響を与えるので、女性の地位の高いのは、このためであろう。
9、カナダ(Getty Images)
10、中国
中国の「陰盛陽衰」現象というと、スポーツ界では特に顕著。調査によると、49%が中国人女性の地位が高くなったと回答、25‐26%は低いか或いはわからないと答えた。
10、中国長江三峡(Getty Images)
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