邦人の臓器移植遠征地・中国瀋陽、生きた人体から角膜摘出の内幕
【大紀元日本3月24日】報道によると、2004、05年の2年間に、計108人の日本人が中国の遼寧省瀋陽市と上海市の病院で腎臓や肝臓の移植手術を受けていた。中国国内で実施している臓器移植に用いられている臓器に関して、中国衛生省は昨年大多数が死刑囚から提供されていると認めたが、最近、邦人の臓器移植遠征地である中国瀋陽では、6000人の法輪功学習者(1999年7月から中国当局により弾圧されている気功修煉する人々)を密かに収容した蘇家屯収容所の関連医療機関・遼寧省血栓中西医結合医院は、生きている法輪功学習者から臓器摘出している情報が元在日の中国人ジャーナリストによりリークされた。
更に、当医療機関に勤めていた内部関係者(女性)がこのほど、大紀元の取材に、法輪功学習者の身体から生きたまま臓器摘出の詳細を証言した。その女性によると、自分の前夫は脳外科の医者で、主に角膜の摘出を担当していたという。本稿は、その女性から聞き出した、遼寧省血栓中西医結合医院で生きたまま角膜を摘出された法輪功学習者についての取材内容。
関連記事
中国の強制臓器収奪や中国への渡航移植に対して台湾はどのように法制化をしたのか。台湾の黄千峯医師は日本では、この問題を真に表面化して議論しておらず、無関心が被害を拡大させると警鐘を鳴らしている
強制臓器摘出に反対する医師団(DAFOH)がオンライン・フォーラム開催。中国での法輪功迫害と臓器収奪を「冷たいジェノサイド」として検証。12月9日、10日にライブ視聴できる
習近平の「150歳」発言が火付け役。共産党エリートだけが享受する「981長寿プロジェクト」の実態を追う。軍病院、臓器収奪、検閲——権力者の命を延ばすため、無実の命が犠牲にされる恐怖のシステムとは?
人間の生命の尊厳を回復させるために果敢な行動を取ったケネディ保健福祉省長官は称賛に値する。米国保健福祉省(HHS)は、「死亡ドナー規則」に違反したアメリカ内の病院を摘発。これらの病院では、完全に死亡していない可能性のあるドナーから臓器が摘出されていた。
東京の文京シビックホール展示室 2で、11月10日から3日間、生体臓器収奪の闇をポスターというアートで暴き出したポスター展が開催される。そこには全日本人が知るべき中国の臓器狩りの実態が表現されている