【大紀元日本11月25日】こちらはもうすっかり秋が深まっている今日この頃です。日本ではこの季節にはなぜか、ワインだそうですね。ボージョレ・ヌーボーも解禁になったし、デパートではワインの展示もしているとか、クリスマスやお歳暮もそろそろだしな~。なので、BC(ブリティッシュ・コロンビア)州のワインとアイスワインのご紹介でもと思い立ったわけです。
日本の財務省の「貿易統計」2001年ワイン輸入数量ベスト10によれば、
、、、と来て、いったいカナダは何位なんでしょうか?わたしの推測では、11位って可能性大です。だってカナダは、数少ない優秀なワインとアイスワインの生産国なのですから。
日本の皆さまにはあまり知られていないかもしれませんが、今から15年まえの1991年、BC州で造られたアイスワインが権威あるヨーロッパの国際コンテストで金賞を受賞して以来、ワインも含めて、フランス、イタリア、ドイツ各国のコンテストを総なめにしているのです。
スリムなボトルが格調高く見えるアイスワイン(大紀元)
皆さま、ワインがどうやって作られるか、ご存知ですよね。では、アイスワインってご存知ですか?簡単に説明いたしますと、これは18世紀の後半、ドイツの貧しいワインの生産地で偶然に作られたのが始まりとか。その年の秋の収穫期が異常気象で寒波に見舞われてしまい、凍った葡萄しかありませんでした。そして出来上がったのがアイスワインということです。
通常のワインの収穫時と違い、秋を過ぎてもそのまま放置し、自然に凍ったり解けたりを繰り返していくうちに水分が蒸発する12月~1月に収穫されます。葡萄1房から搾り出せるワインの量は、通常のワインの8分の1という貴重な果汁。それも凍ったまま収穫しなければならないので、日が出る前の零下10度以下の朝方に手で摘まれます。
この凝縮された果汁を5カ月ほど発酵して出来上がったのがアイスワイン。
うううっ、どんな味がするんでしょう?カナダのアイスワインのファンの一人であるプロ・カメラマンのH氏に感想を伺いました。「濃厚な深い甘みがデザートに向きます。すばらしいのは、その甘みと香りが爽やかで、舌に残らず、すっきりしていることだと思います」。はい。とても典型的なお答えです。皆さん、そうおっしゃいます。
この取材に協力してくださったサウス・グランビル通りの酒屋で働いているミーシャさんもBCワインのファン(大紀元)
カナダのワインは、フランスのAOC、イタリアのDOC、ドイツのQmPなどのように、VQAというワイン協会の認証マークが品質を保証しています。
ワインをラベルで選ぶ人のためにこんなラベルもあります。(大紀元)
ラベルと見た目でワインを選ぶ人たちに。(大紀元)
早速、こちらのHP(http://www.canadanet.or.jp/a_f/wineshops.shtml)の最寄のお店からBCワインを注文してみてはいかがですか?暖かな部屋でくつろぎながら、つめた~く冷やしたアイスワインを、パーティーで、ボーナスをもらった日に、そして失恋して元気のない人も、皆んな皆んな、お楽しみください。
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