中国著名画家・范一鳴さん、北京で拘束
【大紀元日本10月25日】中国の著名油絵画家・范一鳴さんが今年7月、北京で法輪功を学んでいるというだけで警察に拘束され、労働教養2年の刑を言い渡されたことがこのほどわかった。
1967年中国福建省に生まれた范一鳴さんは幼い頃から絵を描くことを好み、中央美術学院で油絵を専攻し、1991年に卒業してから画家になった。范さんの国内外の展示会に出展された作品の多くは、欧米各国のコレクターに収蔵されている。2001年、エドワード・ヒース前英国首相の肖像制作および文化芸術交流のために英国に招かれた。
2001年11月、2002年12月および2003年12月に3年連続して香港で個展を開催し、2004年は英国で個展を開いた。2004年9月、北京工芸美術出版社により「同じ道を行く―范一鳴」画集を出版し、同年10月に北京国際芸苑が開いた第1回「同じ道を行く」グループ展に参加し、2005年11月に北京・今日美術館で開かれた第2回「同じ道を行く」グループ展へ展開した。
油絵画家・范一鳴さんの作品
一方、明慧ネットの統計によると、今年の1月から7月までに北京地区だけでも586人の法輪功学習者が拘束されたという。その内、音楽家・于宙さん、許那さん夫妻は車で帰宅途中に、警察に止められ拘束されたという。その11日後、家族が対面したのは于宙さんの遺体だった。于さんの妻は未だに拘束されている。
(翻訳編集・余靜)
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