新型インフルエンザ、鼻スプレー式ワクチンを10月より販売開始=米国

【大紀元日本9月22日】米疾病対策センター(CDC)は18日、新型インフルエンザ対策用のワクチン340万本を、10月初めより販売すると発表した。「フルー・ミスト(FluMist)」と呼ばれるこの鼻スプレー式ワクチンは健康な人向きで、新型インフルエンザによる重症化が懸念される妊婦や2歳以下の子供、喘息や心疾患などの持病を持つ人たちには勧めないとしている。

一方、同センターによると、インフルエンザのワクチン接種も10月第1週より可能になる見通しだ。予防接種のワクチンは、不活化ワクチンといって、死んだウィルスだが、鼻スプレー式は、生きたウィルスが使われている。現在、鼻スプレー式は米国のみで認可されている。

(翻訳編集・余靜)

関連記事
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。