【大紀元日本8月20日】まだまだ暑い日が続きそうですね。
今日は、熊本のとっておきの納涼スポット、「高森湧水トンネル公園」をご紹介します。ここは阿蘇山の南東部に位置する高森町にあり、阿蘇の雄大な風景を楽しめる場所です。
高森湧水トンネル公園のトンネルは、公園を造るために掘られた訳ではありません。当初は、鉄道用のトンネルを造る予定だったそうです。昭和48年、高森―高千穂間のトンネル工事が着工しました。工事が進む中、トンネル内で毎分36トンという大量の水が噴出しました。そのため高森町にある8カ所の湧水池が涸れ、付近住民の水道が断水する騒ぎになりました。結局、昭和54年に計画自体を断念し、平成6年に湧水公園としての工事を開始。トンネルの入り口から奥550メートルまでを一般開放しました。
トンネル内は、天然のクーラー。中の温度は一年を通して17℃に保たれ、湧水が流れているためにいっそう涼感を誘います。ここに入ると、もう外には出たくなくなります。
飾り物は近隣の住民の手作り。小学生の作品もある
トンネル内には楽しい飾り物が一杯。夏は七夕まつり、冬はクリスマスファンタジーが開催される
トンネル入り口の前に立っただけで、中から涼風が
湧水トンネル公園
(文/写真・佐吉)
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