11月27日、昆明市洛羊鎮の鉄道駅構内で、試験列車が施工作業員と衝突する事故が発生した。公式発表によれば、この事故で11人が死亡し、2人が負傷した。
昆明駅が微博(ウェイポー)で発表したところによると、11月27日未明、地震検知設備の試験走行中の55537次列車が昆明洛羊鎮駅構内のカーブを通過中、線路に入っていた作業員と衝突し、11名が死亡、2名が負傷した。
この事故について、昆明市応急管理局は極目新聞の取材に対し、詳細は明かさず、事故は調査・処理中であり、追って発表される通報を待つよう回答した。
27日には「昆明の駅で試験列車が作業員と衝突し11人死亡」という話題が微博の検索ランキングで首位となった。
ネット上では「列車が通過するのに、作業員へ退避連絡をしなかったのか」「駐在連絡員や現場の防護員、責任者はいなかったのか」「こんな初歩的なミスが起きるのか」「施工と試験作業を同時にやるとは異常だ。当時の当直管理者は職務放棄して遊びに行っていたのでは」「11人の命が失われたのだから、厳格に責任追及すべきだ」といった批判が相次いでいる。
また、「昨日は香港、今日は昆明。考えさせられる」「このところ何が起きているのか。多事の秋だ」といった不安の声も上がった。
なお、26日午後には、香港・大埔区の住宅棟「宏福苑」で火災が発生し、これまでに44人が死亡、279人が行方不明となっている。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。